思いがけない出来事に、心が大きく揺さぶられたとき。
あなたは、怒りになりますか。悲しみになりますか。それとも、見なかったことにして、そっと蓋をしますか。
受け取り方には、その人の本質が表れます。今日は、感情の根っこをたどってみるお話です。
感情の受け取り方は、人それぞれ
同じ出来事でも、怒りになる人、悲しみになる人、拒絶する人、逃げたくなる人。逆に「やってやろう」と燃える人もいます。
どれが正しい、ということはありません。それはその人の持つ本質であり、個性です。
店主のわたしの場合は、何よりも悲しみにつながりやすいタイプ。
どうでもいいことは受け流せるのに、人生で大事にしていることほど、フィルターを通さずに、ドーンとまともに受け取ってしまいます。
避けようとしても、なぜか何度も同じところにぶつかる。「結局ここなのか」と観念して向き合ってみると、いちばん大きなものを乗り越えたあとは、残りが不思議と軽く感じられました。
悲しみや怒りには、ちゃんと理由がある
そうやって何度も向き合ううちに、気づいたことがあります。
- - 人は、大事にされたいから、悲しくなる
- - 人は、大事にしているものを奪われたから、怒る
- - 人は、大事にしているものを理解されないから、拒絶する
- - 人は、自分の人生を自分で動かせなくなったから、逃げたくなる
つまり、感情の根っこには、いつも「大事にしたいもの」があるのです。
感情は弱さの証拠ではありません。あなたが何を大切にしているかを教えてくれる、案内役のようなものなのです。
人の言動に、人生の主導権を渡さない
ここで、立ち止まって考えてみてください。
自分の感情や生き方が、人の言動ひとつで変わってしまうなら、あなたの人生は、いつまでもあなたの手の内にありません。
逆に、「すべては自分の手の内にある」と心の底から感じられたとき、初めて人生が自分のものになります。
外の世界で何が起きようと、まわりが何を言おうと、誰にも触れられない、自分の内側の静かな場所。
そこに足場を持つことが、自分軸を育てるということだと思うのです。
まとめ——揺れた日は、根っこを見にいく
感情に揺れた日は、自分を責める前に、根っこを見にいってみてください。
「わたしは、何を大事にしたかったんだろう」と。
大事なものの正体が分かれば、守り方も、育て方も、いくらでも選べます。
あなたの内側の静かな場所から、道はいくつでも開けていきます。