考えたくないのに、ふとした拍子に嫌な思い出がよみがえる。
夜、布団に入った途端に昔のことが頭の中で再生されて、眠れなくなる。

そんな夜を過ごしているなら、今日のお話はあなたのためのものです。

「思い出さないようにする」は、うまくいかない

まず知っておいてほしいことがあります。
脳は「考えない」という否定の指示を、そのまま受け取れません。

ためしに「今日のお昼ご飯を思い出さないで」と言われたら、どうでしょう。
もう、思い出してしまっていますよね。

つまり、嫌な思い出を「考えないようにしよう」と頑張るほど、脳はその思い出を呼び出してしまう。
繰り返し浮かんでくるのは、あなたの意志が弱いからではないのです。

とらわれているかどうかの、見分け方

思い出すこと自体は、悪いことではありません。

問題は、思い出したときに何を感じているかです。
あたたかい気持ちになるならいい。けれど、嫌な気持ちになる思い出を延々と反芻しているなら——それは「過去にとらわれている」状態と言っていいと思います。

心をほどく、4つの手立て

そんなとき、店頭でもよくお伝えしている方法が4つあります。

1. 誰かに話す
話すうちに、自分の中で言葉になっていなかった気持ちが言葉になり、整理されていくことがあります。

2. 身体ごと発散する
カラオケで大きな声を出す、運動して汗をかく。頭でなく身体から、こわばりがゆるむことがあります。

3. 嫌な気持ちを、感じ切る
静かな場所で目を閉じて、「悲しかった」「話を聞いてほしかった」という気持ちを、ごまかさずに最後まで感じてみる。自然と涙があふれることも少なくありません。
出し切ったあと目を開けると、同じ思い出に前ほど揺さぶられなくなっていることがあります。

4. 目の前の今に集中する
過去に目が向くのは、たいてい心に隙間のある時間です。
目の前のことを一生懸命やっている瞬間、人は過去を考えていません。その「今」を一秒ずつ進んでいくうちに、「あの頃も一生懸命だったな」と受け入れられる日が来たりします。

お守りとしての、カヤナイト

このお話とともにご紹介したいのが、カヤナイトという深い青の石です。

古くから、持ち主に落ち着いた気持ちをもたらし、迷いを手放して前へ踏み出す勇気を支える石とされてきました。

過去にとらわれそうな夜、この青にふれて深呼吸する。
「わたしは今を生きている」と思い出すための、お守りとして。

過去は、今のあなたの一部になる

未来を想ったとき、あなたはどうなりたいですか。
そして、とらわれていたあの過去を、どう思いますか。

あの過去があったからこそ、今のあなたがいます。
そして未来は、過去からではなく、今のあなたからつくられていきます。

気がつけば自然と過去を乗り越えているあなたに、きっと出会えます。ここから先の道は、いくらでも選び直せるのですから。