「豊かになりたい」と、誰もが思います。
でも、「あなたにとっての豊かさは何ですか」と聞かれたら、すぐに答えられるでしょうか。今日は、自分だけの豊かさを言葉にしてみるお話です。
常識が、常識でなくなっていく
ここ数年で、「今まであたりまえだったこと」がずいぶん揺らぎました。
良いとされてきた働き方が見直されたり、疑う余地がないと思われていたことが、そうでもなかったり。みんなと同じであることが安心だった時代から、ひとりひとりの選択が問われる時代へ。「個の時代」「自立の時代」と呼びたくなるような変化を、肌で感じている方も多いと思います。
そういう時期にいちばん大切なのが、「自分はどう生きたいか」を、自分の言葉で持っておくことです。
あなたにとっての豊かさは、何ですか
豊かさと聞いて思い浮かべるものは、人それぞれです。
- - 通帳の残高に余裕があること
- - 家族と笑って食卓を囲めること
- - 好きなことに没頭できる時間があること
どれも正解です。問題は、自分の豊かさを、世間の物差しのまま放置してしまうこと。
人から言われたから。これが常識だから。——その物差しで選び続けると、「手に入れたのに、なぜか満たされない」ということが起こります。豊かさの基準だけは、他人に決めさせてはいけないのです。
書き出してみる。それだけでいい
おすすめしたいのは、紙に書き出してみることです。
「どうしたら自分は生きやすいか。何があれば幸せか」。できる・できないは、いったん脇に置いてください。不可能に思えることも含めて、思いつくまま全部書く。自分の好きなことを想像するだけでいいのです。
書き出してみると、本当に大切にしたいものは案外少なく、そして案外ささやかなことに気づきます。そこが見えたら、あとは選ぶ場面のたびに、「自分が心地いいほう」を自分で決めていく。
あなたを自由にするのは、紛れもなくあなた自身です。
まとめ——豊かさの基準は、自分の中に
世の中がどう変わっても、豊かさの基準があなた自身の中にあれば、揺さぶられても、ちゃんと戻ってこられます。
一度書いたものは、季節の変わり目にでも書き直してみてください。豊かさのかたちは、変わっていっていいのです。ひとつの道が閉じても、生きているかぎり、別の道はいくらでも拓けていくのですから。