「ここ、私の居場所じゃない気がする」
職場で、家で、グループの中で。
朝起きた瞬間から、そんな気持ちが胸に居座っている日はありませんか。
すぐに場所を変えるのも、ひとつの道です。
でもその前に、試してほしい問いかけがあります。
その気持ちは、どこから来ている?
「合わない」と感じたら、まず自分にこう聞いてみてください。
——その気持ちは、どこから来ているもの?
ただ嫌なだけ? 気に入らない出来事があった? なんとなく合わないと思い込んでいる?
そしてもうひとつ。「本当に、それで合ってる?」と、自分の感情を一度疑ってみてください。
「合わない」の正体が、自分の世界の中だけの思い込みだった、ということは案外多いのです。
離れるのは場所ではなく、意識
それでも苦しいときは、離れましょう。
ただし、離れるのは場所ではありません。意識です。
同じ場所に居ながら、意識だけを遠くに置いてみる。
窓の外の空、今夜の夕飯、週末の予定——どこでもかまいません。
身体ごと逃げ出さなくても、心の置き場所は自分で選べます。
これができるようになると、「合わない場所」に飲み込まれにくくなります。
考えるのは、3分まで
もうひとつ、大事な約束ごとがあります。
同じことをぐるぐる考えるのは、3分まで。
それ以上こね続けた考えごとは、いつのまにか「悩み」へと形を変えていきます。
3分で答えが出ないことは、いま考えても出ません。
いったん手放して、自分が気持ちよくいられる場所——お気に入りの喫茶店でも、湯船の中でも——で過ごしてください。
心地よい場所は、意識を悩みから引き離して、新しい考えを連れてきてくれます。
意識を、自分のど真ん中に置く
最後に、いちばん大切なことを。
自分の意識は、いつも自分のど真ん中に置きましょう。
誰に影響されるでもなく、周りの世界がどうであっても、「私の中心はいつもここ」。
これは、何が起ころうと変わらないものです。
迷ったとき、悩んだときには、いつもここに戻ってきてください。
いちばんの居場所は、私が私であること
私は私で、かけがえのない存在。
すこし照れくさい言葉ですが、突きつめれば、私が私であることが、いちばんの居場所なのだと思います。
それさえ手の中にあれば、どこにいても、あなたの足元には帰る場所があります。
今日も、自分をごきげんにして過ごしましょう。