最近、人につい厳しくなっていませんか。
身近な人の小さなことが気に障る。批判めいた言葉が口をついて出る。そして「優しくできなかった」と、夜になって自分を責める。
もしそうなら、今日はその「優しくできない」の正体について、お話しさせてください。

優しくできないのは、あなたが冷たいからではない

人を批判したくなったり、人に厳しくなったりするとき。
それは性格の問題ではなく、心からのSOSのサインだと思ってみてください。

「もっと自分に関心をもって」「自分に優しくしてね」——
そんな心の叫びを、あなたがずっとスルーしてきた。その警報が、人への厳しさという形で鳴っているのです。

自分のことよりも、とにかく周りの人を優先すべき。
そう思い込んで頑張ってきた人ほど、この警報が鳴りやすいように感じます。

「普通はこうでしょ?」が増えてきたら

心の余裕がなくなってくると、よくあるのが「普通は、こうあるべきでは?」という言葉です。

自分のものさしで物事をはかり、自分の普通を世の中の常識のように当てはめてしまう。
自分に厳しい人は、人にも厳しくなる。これはセットなのです。

また、外では優しくできるのに、いちばん身近な家族にだけ優しくできない——ということはありませんか。
そんなときも、できない自分を責めるのはご法度です。
いつも自分を責めていると、今度は他人を責めることが癖になってしまうから。

順番は「自分に優しく」が先

心の叫びをキャッチしたら、やることはひとつ。誰よりも先に、自分に優しくすることです。

  • - 自分を責める言葉を、いったん横に置く
  • - 自分を労わる時間、喜ばせる時間を、予定に入れる
  • - 「周りが先」の順番を、今日だけ逆にしてみる

わがままに聞こえるかもしれません。でも、自分に優しくできたときに初めて、人にも本当の意味で優しくできるのだと思います。
すべての好循環は、自分の存在を自分で大切に扱うところから始まります。

お守りとしての、ローズクォーツ

このお話とともにご紹介したいのが、ローズクォーツです。

やわらかな桜色のこの石は、古くから「自分がここに存在することを、愛おしむ心」の象徴とされてきました。
手元に置いて、ふれるたびに「今日、自分に優しくしたかな?」と思い出す合図にしてみてください。

まとめ——警報は、責めるためでなく守るために鳴る

人に優しくできない日は、ダメな日ではありません。心があなた自身を守ろうとして、警報を鳴らしてくれた日です。

その音に気づけたなら、もう半分は乗り越えています。
自分への優しさを取り戻すたびに、見える景色も、選べる道も増えていきます。あなたの毎日に、優しさが循環していきますように。