「あなたの個性を活かして」「好きなことをやっていいよ」。
そう言われたのに、何も浮かばずに固まってしまった——そんな経験はありませんか。
今日は、「自分で考える」ことがなぜこんなに難しいのか、そして、どこから始めればいいのかというお話です。

「前へ倣え」で育った私たち

周囲や社会に合わせることを小さなころから教えられてきた私たちは、自分で考える力が弱くなりがちです。

彩石屋のスタッフに、オーストラリアで1年暮らした経験を持つ者がいます。
海外には、みんなで意見を言い合う授業があり、自分の主張を口にしてもいい空気がある。
「自分という個性が認められた」と感じて、自信をつけて帰ってきたそうです。

ところが帰国して数ヶ月もすると、昔の「前へ倣え」の自分がニョキニョキと顔を出してきた。
社会はそれほど、個人の主張を受け入れてはくれない——そう肌で感じたといいます。

「個性を出して」と言われるほど、固まってしまう

個性を伸ばす時代になってきたとはいえ、暗黙のルールはまだまだあります。
個性を出しながら、社会のルールにも従う。これは本当に難しいことです。

みんなと同じように、と教えられてきた私たちは、「自分の個性を!」と言われると戸惑います。
「じゃあ何がやりたいの? 好きなことやっていいよ」は、思った以上に苦しくて、思考が止まってしまう。

人は無いものねだりで、個性をつぶされたら個性を主張したくなり、
個性を大事にと言われたら「自分って何だろう」と分からなくなるのです。

「今の自分は好きですか」から始める

そこで、ひとつの問いから始めてみてください。

今の自分は、好きですか。

すぐ「好き」と答えられるなら、そのままのあなたで大丈夫。自分を好きと言えるのは素晴らしいことです。

すぐに好きと言えないなら、きっと何か我慢していることや、満足していない何かがあるはず。
やりたいことはあるのに動けないのか。何をしたいのか自体が分からないのか。
自分がどちらなのかに気づくこと——それが最初の一歩です。

ダメな自分も、思っているほどダメじゃない

自分を好きと言えるということは、ダメな自分も良い自分も、すべて受け入れるということ。
誰だって、自分は欠点のないいい人だ、とは思っていませんよね。先のスタッフも「コンプレックスは山のようにある」と笑います。

でも、自分でダメだと思っていることを、周囲は意外と気にしていないものです。
我慢して気を使って生きるあなたよりも、あなたがあなたらしくいることのほうが、まわりの人の幸せにつながるのではないでしょうか。

まとめ——我慢を外して、もう一度

「我慢」というキーワードを取り去って、もう一度考えてみてください。
あなたは、一番何がしたいですか。どう生きていたいですか。

クォーツインクォーツという、水晶の中にもうひとつの小さな結晶が宿る石があります。
内なる自分と向き合いたいと思った日のお守りに、ぴったりの石です。

答えがすぐに出なくても大丈夫。
問いを手放さずにいれば、あなたの進める道は、これからいくらでも見つかっていきます。