「最近、ストレスがたまっていて……」

お店でお話をうかがっていると、この言葉によく出会います。
生活や働き方が大きく変わって、心にも身体にも負担を感じている。でも、環境はすぐには変えられない。そんなとき、わたしたちにできることは何でしょうか。

ストレスを「ゼロにする」のは、あきらめていい

まず、すこし意外なご提案から。

ストレスのまったくない環境や状況をつくり出すことは、ほとんど不可能です。
仕事がある。家族がいる。天気も世の中も、思いどおりにはなりません。

だから、「ストレスをなくす」ことを目標にすると、なくせない自分を責める、新しいストレスが生まれてしまうのです。

発想を変えてみませんか。
なくすのではなく、良い状態に保てるよう「手入れ」する。
意識をそちらへ切り替えるだけで、できることが一気に増えます。

心と身体は、手入れすれば立て直せる

家も道具も、使いっぱなしでは傷んでいきます。ときどき掃除をして、油を差して、休ませるから長く使える。

心と身体も、まったく同じです。

修復のための「時間」を、意識してとること。
遊びでもいい。やりたかったことでもいい。好きなことをする「息抜き」の時間は、サボりではなく、暮らしのメンテナンス(手入れ)です。

心に余裕がないまま、身体が疲れ切ったまま走り続けると、ものの見え方まで暗くなっていきます。判断を誤りやすくなるのは、たいていそんなときです。

人の身体には、ホメオスタシス——身体が自分を一定のよい状態に保とうとする働き——が備わっていると言われています。息抜きの時間は、その働きが仕事をしやすいように、場を整えてあげることなのだと思います。

四季の色を宿す石、ガーデンクォーツ

彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、ガーデンクォーツという天然石です。

透明な水晶のなかに、ホワイト、ブラウン、グリーン、レッドと、さまざまな色の景色を閉じこめた石。マルチカラーのものは「四季ガーデンクォーツ」とも呼ばれ、春夏秋冬を小さな結晶のなかに見るようです。

ひとつとして同じ景色がなく、一個一個の個性がきらりと光る。眺めていて飽きがこない。
彩石屋でも、昔からファンの多い石です。

季節が春夏秋冬とめぐるように、人にも頑張る季節と休む季節がある——手のひらの小さな四季が、そんなことを思い出させてくれます。息抜きを忘れがちな方の、お守りとしておすすめしたい石です。

まとめ——息抜きは、予定に入れていい

ストレスは消せません。でも、手入れされた心と身体は、ストレスのある日々をちゃんと乗りこなしていけます。

息抜きの時間を、「余裕ができたら」ではなく、先に予定へ入れてしまってください。
あなたの暮らしの手入れ係は、あなたしかいません。今日のどこかに、好きなことをする15分を。そこから、立て直しは始まります。