チリン、と風鈴が鳴った瞬間、張りつめていた気持ちがふっとゆるむ。
そんな経験はありませんか。
暑さで心まで疲れやすいこの季節、昔ながらの「涼の知恵」には、身体だけでなく心を立て直すヒントが隠れています。
暦のうえで、いちばん暑いころ
7月23日ごろ、暦は二十四節気の「大暑(たいしょ)」に入ります。
8月7日ごろまで続く、一年でもっとも暑さが厳しいとされる時期。
梅雨が明けて、いよいよ夏本番です。
この時期は、がんばりがきく人ほど、暑さの疲れを後回しにしがち。
だからこそ、暮らしのなかに小さな「涼」を仕込んでおくことが大切になります。
打ち水と風鈴、昔の人の涼の知恵
夏の風物詩のひとつ、打ち水。
エアコンも扇風機もない時代の知恵ですが、涼を取るためだけでなく、水で「神様の通り道や場を清める」という意味合いも含まれていたそうです。
水をまいたあとのひんやりした風には、空気ごと入れ替わるような心地よさがあります。
そして風鈴。
風が吹くたびに鳴る涼しげな音色を聞くと、不思議と気分まで涼やかになりますね。
音は、気持ちの切り替えスイッチ
風鈴の音にほっとするのは、音が「いまここ」に意識を戻してくれるからです。
考えごとでいっぱいの頭も、チリンというひと鳴りで、ふっと手元の現実に帰ってくる。
深呼吸とおなじように、音色は気持ちを切り替える合図になってくれます。
イライラした日や、頭の中が騒がしい日ほど、耳をすませてみてください。
白い石、ホワイトオニキスの風鈴
彩石屋でこの季節にご紹介したいのが、天然石ホワイトオニキスの風鈴です。
雪のように白い石は、古くから「こころあらためて出直す」心機一転の象徴とされてきました。
また、人と人との調和を見守る「友情の石」とも呼ばれてきた石です。
白い色は見た目にも涼やか。
音色とともに、「気持ちを切り替えて、あらたに始める」合図として、暮らしのそばに置いてみてください。
涼やかに、こころあらたに
気持ちの切り替えがじょうずになると、同じ暑さの夏も、ずいぶん違って感じられます。
うまくいかない日があっても、風鈴がひと鳴りするたびに、何度でも仕切り直せばいい。
切り替えた数だけ、新しい始め方が見つかります。どうか体調に気をつけて、涼やかな夏を。