「あのとき、ああしていれば」。
ふとした瞬間に過去の場面がよみがえって、胸の奥がきゅっとなる。そんな経験はありませんか。
振り返ることは、後悔をなぞることではありません。今日は、過去があなたの味方になる「振り返り」のお話です。
過去には、あなたの「パターン」が眠っている
過去から現在までの流れを静かに眺めると、そこには思考や行動のパターンが見えてきます。
つい引き受けすぎてしまう。迷うと動けなくなる。あの人の前では本音が言えない。
パターンが見えると、「この流れだと、次はこうなりそうだな」と先が読めるようになります。
天気図を見ると明日の空が予想できるのと同じで、過去は、いちばん身近な未来の資料なのです。
「苦しくなる型」は、変えていい
振り返りの目的は、自分を責めることではありません。
このパターンは、いつも自分を苦しくさせるな。
このパターンのときの自分は、いい顔をしているな。
そうやって仕分けをして、苦しくなる型だけをすこしずつ変えていく。それだけで、未来の景色は変わりはじめます。
今この瞬間も、やがて過去になり、思い出のひとつになります。
その思い出をどんな色にするかは、これからのあなたの選択にかかっています。
紙に書いて、手放すという方法
頭の中だけで振り返ると、ぐるぐると同じところを回りがちです。そんなときは、紙に書き出してみてください。
- - 何を大切にしたかったのか
- - 本当は何を望んでいたのか
- - そもそも、自分はどんな人だったか
書き終えたら、手放したい気持ちを書いた紙は、ビリビリに破ってさよならを告げてしまう。それくらい思い切ってよいのです。
書くことで、漠然とした後悔は「次はこうしよう」という材料に変わります。
お守りとしての、ホワイトファントム水晶
彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、ホワイトファントム水晶です。
透明な水晶の内側に、山の稜線のような白い結晶の影がいくつも見える石。まるで、これまで歩いてきた道のりを、そのまま内側に抱いて輝いているかのようです。
過去を消すのではなく、抱いたまま透明に澄んでいく。
その姿から、思い描く未来へ一歩ずつ進みたい人のお守りとされてきました。手にとるたび、「過去は資料、進むのは今から」と思い出す合図にしてみてください。
道は、今からいくらでも引き直せる
過去がどんな色をしていても、これからの一歩を決められるのは、いつだって今のあなたです。
好奇心を持って、一瞬一瞬をすこしだけ楽しみながら。
生きていれば、道は一本ではありません。振り返った分だけ、進める方向は増えていきます。
あなたの振り返りの時間が、未来のヒントを連れてきますように。