「どうしてもこの人とは合わない」

そう感じる相手が、職場や学校にいる。
離れるのがいちばんなのに、毎日顔を合わせ、話さなければならない——。今日は、そんな逃げ場のない状況を生きるあなたへのお話です。

蓋をしたモヤモヤは、消えてくれない

合わない人と一緒にいるために、心のモヤモヤに蓋をして過ごす。
多くの方がそうやって、なんとか日々をやり過ごしています。

でも、蓋をしただけのモヤモヤは消えません。
気づかないうちに心と身体のストレスになって、すこしずつ元気を削っていきます。考えまでかき乱されて、悪循環に入ってしまうこともあります。

「ついてないな」で終わらせるには、その出来事はあなたに近すぎる。
だから、受け止め方をすこしだけ変えてみませんか。

「辛い」と叫ぶことも、ちゃんと大切

捉え直すといっても、いきなり前向きになる必要はありません。

「辛い」「苦しい」「なんでこんなことになっちゃったの」
まず、そう声に出すこと。吐き出すことは、受け入れるための大切な準備です。

無理にポジティブな言葉で上書きしようとすると、本当の気持ちが行き場をなくします。
順番は、吐き出してから、受け止める。逆にしないであげてください。

その出来事を、人生のどこに置くか

吐き出したあとに、ひとつだけ問いかけてみてください。

この出来事を、マイナスの記憶として持ち続けるのか。
それとも、「わたしに何かを伝えようとしてくれたのかもしれない」と、人生の一部として取り入れていくのか。

出来事そのものは変えられません。変えられるのは、置き場所だけです。

「何かを気付かせてくれた」と捉えられたとき、同じ出来事の重さは、不思議と変わります。
合わない人の存在さえ、「わたしは何を大事にしたい人間なのか」を教えてくれる鏡になることがあるのです。

心を落ち着ける、フローライトというお守り

彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、フローライトです。

緑や紫のやわらかな色が層になった、透きとおる石。
古くから、頭の中を整理して、大きな視点から物事を見つめ直すことを支える石とされてきました。

モヤモヤがあふれそうな日に、この透明な色をながめて、ひと呼吸。
「この出来事は、わたしに何を伝えようとしているんだろう」と問い直す合図にしてみてください。

無駄な出来事に、しないために

嫌な出来事をなかったことにはできません。
でも、そこから何を受け取るかは、いつだってあなたが決められます。

蓋をしてきたモヤモヤを、今日すこしだけ取り出して、眺めてみてください。
その中に、次のあなたへの伝言が入っているかもしれません。