「やってみたい。でも、どうせ無理だから」
新しいことを思いついた次の瞬間、この言葉で自分にふたをしていませんか。
口に出してさえいないかもしれません。心の中で一瞬チラッとよぎって、なかったことになる。今日はその「どうせ無理」の正体を、一緒にほどいていきます。
「どうせ無理」は、予測ではなく習慣
「どうせ無理」と思うとき、わたしたちは未来を冷静に予測しているつもりでいます。
でも本当にそうでしょうか。
多くの場合それは予測ではなく、長年くり返してきた考え方の習慣です。
過去にうまくいかなかった記憶、誰かに言われた一言、失敗したときの恥ずかしさ。それらが束になって、「無理」という結論を自動的に出している。
習慣だということは、つまり——変えられるということです。
思い込んだ世界に、人は住み続ける
「無理」と思い続けていれば、挑戦しないので、本当に無理のまま終わります。
「何か方法があるかも」と思えば、探すので、見つかることがあります。
同じ場所に立っていても、どちらの前提で見るかによって、目に入る景色はまるで違います。
ネガティブな前提とポジティブな前提とでは、住んでいる世界が変わってしまうのです。
ここで問いかけてみてください。
今いる世界の延長線上に、あなたが望む未来は描けますか?
描けないなら、変えるのは環境より先に、前提のほうかもしれません。
小さな革命は、「こういう考えもあるじゃん」から
といっても、大きな決断や劇的な行動は要りません。
「どうせ無理」が浮かんだ瞬間に、ひとこと付け足すだけです。
- - 「無理……って、本当に?」
- - 「全部は無理でも、一部ならできるかも」
- - 「こういう考えもあるじゃん」
この小さなツッコミが、自動運転になっていた思考に割り込んでくれます。
革命というと大げさに聞こえますが、自分の中の当たり前をひとつ疑うこと。それで十分、革命なのです。
迷ったら、「私はこうする」と決める
それでも迷って二の足を踏んでしまうときは、選択肢を眺め続けるのをやめて、順番を変えてみてください。
先に「私はこうする」と決める。方法はあとから考える。
決めると、不思議なことに、必要な情報や人が目に入るようになります。アンテナの向きが変わるからです。
人生は決断の連続です。正解を選ぶことより、選んだものを自分の答えにしていくことのほうが、ずっと大切なのだと思います。
お守りとしての、ギベオン
彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、ギベオンという石です。
ギベオンは宇宙から地球に届いた鉄隕石。切断面には、地球の鉄では見られない独特の縞模様が現れます。
まだ見ぬ世界から、はるばるここまで来た石。
「どうせ無理」とつぶやきそうになったとき、この石にふれて思い出してください。未知の世界へ踏み出すことは、怖いけれど、不可能ではないのだと。
まとめ——前提が変われば、道は増える
「どうせ無理」は、あなたの能力の話ではなく、考え方の癖の話でした。
癖なら、今日から少しずつ書き換えられます。
「こういう考えもあるじゃん」とつぶやくたび、選べる道は一本、また一本と増えていく。
生きている限り、道が尽きることはありません。
あなたの小さな革命を、今日のひとことから始めてみてください。