なんだか、この人と会うと疲れる。
話したあと、決まって気持ちが落ち込む。会う前から、変な緊張がはじまる。
そんな相手の顔が、ひとりふたり浮かんだ方もいるのではないでしょうか。今日は、その「なぜか疲れる」の正体と、自分の守り方のお話です。
「疲れる」は、身体からの正直なサイン
まずお伝えしたいのは、人と会って消耗するのは、あなたが弱いからではないということです。
世の中には、悪気のないまま、相手の時間と気力を吸い取ってしまう人がいます。
本人はまったくの無意識。だからこちらも気づきにくく、「私の感じ方の問題かな」と長いあいだ抱え込んでしまうのです。
会うたびにやる気が削がれる。やりたいことに、なぜか水を差される。
頭より先に身体が「疲れた」と教えてくれているなら、そのサインは信じてあげてください。
なぜ、あの人に消耗させられるのか
理由のひとつは、こちらの「意思の輪郭」がぼやけていることです。
「私はこうしたい」がはっきりしていないと、人は相手のペースに巻き込まれやすくなります。
自分の意思を持っているようで、よく見ると相手の都合に合わせて動いている——そんな状態のとき、消耗はいちばん大きくなります。
そして、心の中の不安や恐れが大きいときほど、人は流されやすくなるものです。
疲れる相手にうまく言い返せない自分を責めるより先に、まず自分の足元を見てあげましょう。
守りの基本は、「意思の土台」を固めること
特別な技術はいりません。確固たる自分でいること。それが何よりの守りになります。
- - 一日の終わりに「本当はどうしたかった?」と自分に聞いてみる
- - ごはんのメニューでも靴選びでも、小さな決定を自分で下す
- - 気が進まない誘いを、ひとつだけ断ってみる
考えごとで頭がいっぱいのときほど、足元を固めることで心は中心に戻ってきます。
心と身体がバラバラのままでは、何ごともうまく運びません。土台が揺るがなくなるほど、疲れる相手との距離は自然と取りやすくなっていきます。
黒い石、モリオンをお守りに
モリオン(黒水晶)は、漆黒の色をした水晶です。
その色合いから、古くから持ち主を守る石とされ、「この石は持ち主の意思とともにある」と語り継がれてきました。
気持ちを安定させ、自分の意思を思い出させてくれる——そんな意味を託されてきた石です。
疲れる相手と、すぐには離れられない事情もあると思います。
距離をうまく取れるようになるその日まで、手元の黒い石を「私は私のままでいる」という合図にしてみてください。
まとめ——あなたの気力は、あなたの人生のために
会うと疲れる人から離れることは、冷たさではなく、自分への手当てです。
あなたの時間と気力は、あなたの人生のためにあります。
意思の土台が固まってくると、付き合う相手も、過ごす場所も、少しずつ選び直せるようになっていきます。その先の道は、いくつでも引き直せるのです。