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あなたは、ハッピーエンドを描ける力はありますか?
更新日:2019/11/25
物語のはじまりのはじめ。
この主人公がどんな道へ進んで行くのか。
物語には、当たり前のようにシナリオがあります。
例えば、このシナリオが無い場合、行く先々で出会った人に掛けられた言葉や、手にした武器などを持って
その場で、次に何をするのかを決めないといけません。
もし出会った老婆に、「あんたはこの先に出会った人から手にしたもので、人生が変わる」と言われるとします。
主人公は少女です。
その先を歩いた時に、手助けをしたぼろぼろの服を着た老人から感謝され、大切にしていた本を渡されます。
またその先を歩いていたら、困っていた商人に知恵を授けたら、今度は不思議な輝きのゴブレットを譲り受けました。
さらにその先を歩いていたら、小さな子供が泣いています。無くしたものを見つけてあげると、お礼に可愛いブローチを貰いました。
また別の少女がいます。
老婆から話を聞いた後、歩いていると、ぼろぼろの服を着た老人を見かけました。何か困っている様子がありましたが、この人は何も持ってはいないと、関わることをやめました。
またその先を歩いていたら、何やら面白そうなものを持った商人がいます。この人から価値のあるものを貰えるんじゃないか。困っていそうだったのでチャンスだと思い近づき、手を貸すことにしました。すると、商人は一言、ありがとう、と言いました。
何もくれなかった、と不服に思い、さらに歩いていると、今度は小さな女の子が泣いています。小さな子は苦手。だけど気になるので、自分が大事にしていたブローチを胸につけてあげました。
さぁ、皆さんはこの物語を見て、何を感じますか?
最初の少女は良い子で、後の少女は悪い子?もしくは、計算高いと思いますか?
老婆のいう大切な物とは、何だったのでしょうか?
物語をこんな風に客観的にみると、見えてくる主人公の人物像や物語の全貌が現れてきます。
これ、私が見ているみなさんの姿でもあります。私はこんな風に、皆さんのことを物語の主人公として見ています。
皆さんは、シナリオのない物語の中を生きています。今、その真っ最中です。
どんな物語にしていくのか、誰の言葉をもとに生きていくのか、はたまた、自分の考えを軸に生きていくのか。
それは自由です。
自由だからこそ複雑で難しいこともあります。
物語を作る時には、このストーリーに余分なシーンは省きます。
それは、そのシーンを入れることが、観る人の印象に不必要だからです。
それを入れれば入れるほど複雑になり、結局何を伝えたいのか分からない物語となってしまいます。
不要な人物、不要な会話、訪れた場所も、重要でないものはたくさんあります。
かといって、良いことばかりを残すと、つまらない物語になります。
物語には、スパイスが必要。悪い人や、不運な出来事とか。
それにより、主人公は必ず成長しますよね。
物語はそんな風に観ることが出来るのに、なぜ自分の物語はそう見れないのでしょうか?
それは、あなたがハッピーエンドを信じていないから。
自分がハッピーエンドになれる主人公だと思っていないから。
私なら、どうやってもハッピーエンドになれる道を選びます。
例えば、上の適当に書いた物語を、私なら繋げてしまいます。
あの物語の最初は、実は下に書いた少女からだった。
あのぶっきらぼうで、人をあまり信用していない少女が母となり、その娘が最初に書いた少女。
素直に育った娘は、人を助け、知恵もある賢い子になりました。
母も娘も出会った老婆は、魔法使いです。
娘が最後に、小さな女の子からもらったブローチは、母が物語の主人公だった時に、泣いていた女の子にあげたブローチでした。
泣いていた小さな女の子は母になり、その大切な思い出を娘に託し、ブローチを渡します。そのブローチを、その娘は優しいお姉さんにあげたかったのです。
老婆が言っていた人生が変わると言っていたものは、少女にとってはブローチの事でした。
そして、最初の主人公の少女にとっての人生を変えるものは、娘でした。
本当か嘘かはわかりません。
でも、その物語をどう考えるかは、自由なのです。
この自由を自由に出来ない人たちが、世の中には多すぎます。
昔の人たちが持っていて、現代の人たちに欠けているものは何だと思いますか?
『想像力』
なんだそうですよ。
ハッピーエンドを描く力は、想像力があってこそ。
人生はシナリオのない、物語です。
圧倒的な想像力は、日々の考える力で身に付けられます。
自分の本来の姿とかけ離れている
素直に生きられない
悩み事が多い
頭の中がごちゃごちゃで整理できていない
未来の見通しが悪い
不安が多い
周りの人への不満がある
これらをしていると、想像力は失います。
即刻、そこから離れるような行動をしてくださいね。
離れない期間が長くなると、本来の自分を取り戻すのに同じだけ時間がかかります。いや、それ以上。
一生かけても取り戻せない時間を自ら生産してしまわないように。
そうなる前に、ご相談くださいね。
ではでは。素敵な物語をイメージして、お休みください
- Eri
彩石屋店主です。アパレルのアドバイザー、メーカー企画、営業を経て「彩石屋」を立ち上げる。パワーストーンを通してのカウンセリングは延べ5000人を越える。特技は選んだ石で心を読むこと。 悩みを根本から変えることを目指しています。顧客は小学生から70代と幅広く様々なお悩みにお答えしています。 趣味は一人旅、読書、釣り。 好きな天然石はカヤナイト、水晶
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