カレンダーは残り2枚なのに、年末と呼ぶには少し早い11月。
なんとなく気持ちが切り替わるこの月は、実は昔から「始まりの月」とされてきました。今日は、実りの秋を次につなげる、心の整え方のお話です。
ハロウィンは、古いお正月の前夜祭
古代ケルトでは、11月1日が新年の始まりの日とされていました。
その前夜の10月31日には、亡くなった人を偲び、秋の収穫を祝うお祭りが行われていたそうです。これが、今のハロウィンの起源と言われています。
日本で例えるなら、「大晦日」と「お盆」と「秋祭り」がひとつになったような日。
仮装やかぼちゃの飾りも、災いを遠ざけようとした昔の人の風習が由来とされています。
11月1日は、新しいスタートの日
つまり11月1日は、古い暦の感覚では「元日」にあたる日です。
1は、始まりを連想させる数字。
その1がふたつ並ぶ11月は、新しい計画や、これからの行動に目を向けるのにぴったりの月と言えるかもしれません。
実りの秋は、「収穫」と「次の種まき」の季節
まいた種が花をほころばせ、実をつけ、収穫を迎えたら、次の種をまく。
畑の一年と同じように、私たちの日々も、やってきたことの結果が秋に形になって現れます。
うまく実ったものも、思ったように育たなかったものも、まずはそのまま眺めてみてください。
結果は良し悪しで裁くものではなく、次の種まきのための大切な情報です。
手放してから、種をまく
収穫のあとの畑は、いったんきれいに片づけてから、次の種をまきます。
心も同じです。
恐れや疑い、終わったことへの心配をいつまでも抱えたままでは、新しい種の置き場所がありません。
「これはもう手放そう」と決めることも、立派な秋の収穫作業のひとつです。
まとめ——結果を、次の始まりにつなげる
11月は、結果を眺め、不要になったものを手放し、次の始まりに備える月。
今年うまくいかなかったことがあったとしても、それで終わりではありません。
畑に春がまた来るように、種をまき直す季節は、この先の人生に何度でも巡ってきます。