「ありがとう」を、いちばん近い人にほど言いそびれていませんか。

母の日が近づくと、カーネーション売り場の前で足を止める方が増えます。花言葉は色によって違い、赤は「母への愛」、白は「純粋な愛」、ピンクは「感謝」。
今日は、このピンクが結びついている「無条件の愛」と、母のような石・クンツァイトのお話です。

無条件の愛は、見返りを求めない

無条件の愛とは、なにも期待せずに、与えることを惜しまない愛のこと。

「これだけしてあげたのだから」が、後ろにつかない愛です。

多くの人が人生で最初に出会う無条件の愛は、母から、あるいは母のような存在からの愛かもしれません。
眠い夜も、忙しい朝も、見返りの計算なしに注がれてきたもの。当たり前すぎて、普段は思い出すことすらないものです。

愛することは、一生の学び

自分自身を愛し、他者を愛すること。言葉にすると簡単ですが、これは一生をかけた学びのひとつです。

人間関係で傷ついた経験があると、心は自分を守るために、かたいバリアを張ります。
バリアは大切な防具です。でも、張りっぱなしのままだと、愛を受け取ることも、与えることもむずかしくなっていきます。

受け取ることも、与えることも、心が開いていてこそだからです。

クンツァイトという、母のような石

彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、クンツァイトという天然石です。

やわらかなピンクの輝きを持ち、古くから愛や慈愛、母性の象徴とされてきました。
包み込むような優しさと、割れやすさと隣り合わせの繊細さ、それでいて凛とした芯の強さ。その姿は、どこか母を思わせます。

人を愛する気持ちをもう一度思い出したいとき、かたくなった心をそっとゆるめたいとき。
お守りとして手元に置いて、ながめてみてください。

感謝は、今からでも伝えられる

照れくさくて言えなかった「ありがとう」は、今からでも伝えられます。

直接が照れくさければ、短いメッセージでも、花一輪でもいい。
伝えた瞬間、相手の心だけでなく、自分の心もふっと軽くなることに気づくはずです。

母の日を過ぎてしまっても、大丈夫。感謝に締め切りはありません。

まとめ——愛は、めぐっていく

無条件の愛は、特別な人だけのものではありません。見返りを求めずに渡した小さな優しさは、形を変えて、めぐりめぐって誰かのもとへ届きます。

もし今、誰かを愛することが怖くなっているなら、自分を責めないでください。心がかたくなるほど一生懸命に生きてきた、その証なのですから。
心をゆるめる道は、いつからでも、何本でも選び直せます。まずは今日、「ありがとう」のひと言から。