「リラックスできていますか?」
そう聞かれて、迷わず「はい」と答えられる人は、どのくらいいるでしょうか。
考えすぎたり、がんばりすぎたり——「すぎる」が重なって、気づけば心に余裕がない。同じ悩みばかり繰り返している。今日はそんなあなたへのお話です。
同じ悩みが戻ってくるのには、理由がある
一度は乗り越えたはずの悩みが、相手や場面を変えて、また同じ形でやってくる。
職場で、家庭で、友人関係で——「また、これか」と。
それは偶然ではないかもしれません。
繰り返す悩みの根っこには、たいてい固まった思い込みがひとつ、居座っています。
「こうあるべき」「普通はこうでしょう」。その前提を握りしめたままだと、どこへ行っても同じ景色にぶつかるのです。
視野が狭くなるのは、「自分が正しい」と考えすぎているから
耳の痛い話かもしれませんが、視野が狭くなっているとき、わたしたちは「自分の考えこそ正しい」と信じて考えすぎています。
正しさを握りしめるほど、それ以外の見方が目に入らなくなる。
狭い視野のままでは、今ある問題の外側に出られません。抜け出したつもりでも、また同じ場所に戻ってしまいます。
戻らないためのコツは、たったひとつ。
「これは思い込みかもしれない」「正しくないかもしれない」という気持ちを、心の片隅に置いておくことです。
全部を疑う必要はありません。片隅に、少しだけ。それだけで心に風の通り道ができます。
余白ができると、答えの置き場所が生まれる
ぎゅうぎゅうに本が詰まった本棚には、新しい一冊が入りません。
頭も同じです。「正しさ」と「考えごと」で埋め尽くされた頭には、新しい発想の入る隙間がないのです。
だからこそ、まず余白をつくる。
- - 湯船にゆっくりつかって、何も考えない時間を持つ
- - 空を見上げて、深い呼吸をひとつ吐き切る
- - 「今日はもう考えない」と紙に書いて、悩みを翌日に回す
余白ができてはじめて、「あれ、こう考えてもいいのかも」という新しい視点が入ってきます。
同じ問題でも、違う視点で見れば、おのずと選べる手が変わってくるのです。
心をゆるめる合図に、フローライト
彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、フローライトという天然石です。
緑や紫、淡い水色——ひとつの石の中に、やわらかな色がゆらゆらと溶け合う石。眺めているだけで、ふっと肩の力が抜ける方も多い石です。
こわばった頭をゆるめたいとき、フローライトにふれて深呼吸する。
「正しさを少しゆるめよう」と思い出すための合図として、手元に置いてみてください。この石を見てなんだかホッとしたなら、今のあなたに必要な余白を、教えてくれているのかもしれません。
まとめ——ゆるめた分だけ、見える景色が広がる
同じ悩みを繰り返すのは、あなたが弱いからでも、学ばないからでもありません。
ただ、「正しさ」を握る手に力が入りすぎていただけ。
握る力をゆるめれば、視野は広がり、同じ問題の中に違う出口が見えてきます。
出口はひとつではありません。生きている限り、見方の数だけ道はあるのです。
今夜はどうか、考えごとにお休みをあげてくださいね。