最近、ささいなことでイライラする。いつもなら聞き流せる一言に、過剰に反応してしまう。家族との口論が、なぜか増えている——そんな時期はありませんか。
今日は、その揺さぶられる感情との付き合い方のお話です。
「自分の地雷」を踏まれ続ける日々
疲れているときほど、心の余裕はなくなります。
余裕がないと、普段は気にならないことが、いちいち自分への攻撃のように感じられてしまう。
そうしたくないと思っているのに、引き金を引いてしまう。あとで自己嫌悪に陥る。
この悪循環は、あなたが悪い人だから起きるのではありません。
スタッフの話——小さな息子さんと毎晩けんか
店のスタッフが、こんな話をしてくれたことがあります。
ある時期、4歳の息子さんと毎晩のようにけんかをしてしまっていたそうです。言うことなすこと、いちいち過剰に反応してしまう。息子さんも、ここぞとばかりに大声で参戦。疲れているのに、さらに疲れる毎日。
しまいには、息子さんのほうから「けんかしないようにしようね」と言われてしまったとか。
転機は、「今の自分は、感情が揺さぶられやすい時期なんだ」と気づいたこと。
そう理解した途端に、けんかはぴたりと止んだそうです。
名前がつくと、感情は静まる
不思議なもので、「今はそういう時期なんだな」と認めるだけで、気持ちがおさまることがあります。
感情に飲み込まれているときは、自分と感情の区別がつきません。
けれど「あ、今わたしはイライラしているな」と一歩引いて眺められた瞬間、感情は「わたしそのもの」から、「わたしの中を通り過ぎていく天気」に変わります。
雨をやませることはできなくても、傘をさすことはできる。それと同じです。
緑の色に、心をあずける
彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、グリーンカルセドニーです。
優しい緑色は、古くから心の安らぎの象徴とされてきました。疲れたら自然の中へ、と言われるのも、緑が心を静めてくれるからかもしれません。
身近に自然がない方は、緑色のものをひとつ、手元に置いてみてください。
また、イライラすると思ったことがすぐ口から出てしまう、という方には、澄んだ水色のアクアマリンを合わせるのもおすすめです。やわらかな明るい色は、気持ちをふっと軽くしてくれます。
まとめ——揺さぶられる時期も、通り過ぎていく
イライラが続く時期は、誰にでもあります。
それはあなたの性格の欠陥ではなく、心が「余裕がないよ」と知らせてくれているサインです。
気づいて、名前をつけて、緑に心をあずける。
天気が変わるように、その時期もやがて通り過ぎます。穏やかな日へ続く道は、いくつもあります。