褒められても「どうせお世辞でしょ」と打ち消してしまう。
助言をもらうと「こんなに頑張ってるのに、なんで?」とカチンとくる。
人の言葉を素直に受け取れない自分に、心当たりはありませんか。今日は、そんな「ひねくれた思考」とのつき合い方のお話です。

「なんで?」は、やがて「どうせ」に変わる

彩石屋のスタッフが、こんな経験を話してくれたことがあります。

以前は、人が言ってくれたことを素直に受け取れなかった。何を言われても否定的に受け取って、「こんなに頑張っているのに、なんで?」と心の中で繰り返していた——。

そして「なんで?」を繰り返すうちに、それはいつしか「どうせ」に変わっていきます。
「どうせ」が口ぐせになると、成長は一度止まってしまう。その渦からは、なかなか出られなくなるのです。

自分を否定したままでは、そこから先には進めません。気がつけば、いつも何かに不満を持っている。そんな毎日になっていきます。

変われたきっかけは、「依存」への気づき

そのスタッフがひねくれた思考から抜け出せたのは、ある日ふと、人の言葉に固執して、依存している自分に気づいたからだそうです。

相手のひと言に一喜一憂して、感情に振り回されて、疲れ切っていた。
だから決めたのは、「人は人、自分は自分」と切り離すこと。相手の言葉に、感情を入れすぎないこと。

それは冷たくなることではありません。言葉に寄りかかりすぎていた自分を、自分の足で立たせ直すための行動です。

気づくだけでは、上書きされない

ここが、いちばんお伝えしたいところです。

気づいただけでは、思考の癖は変わりません。行動に移して、はじめて古い癖の上に新しい考え方が上書きされていきます。
パソコンのファイルと同じで、開いて眺めているだけでは、中身は書き換わらないのです。

難しいことではありません。でも、最初の一歩には順番があります。
それは、ひねくれた思考も全部、自分のものだと受け入れること。「こんな考え方をする自分はダメだ」と切り捨てるのではなく、「そうか、わたしはこう考える癖があるんだな」と、まず認める。上書きはそこから始まります。

お守りとしての、スーパーセブン

思考の癖と向き合うとき、店でご紹介してきたのがスーパーセブンという石です。

気にしすぎていたことや思い込みを手放して、自分の成長に意識を向けたいときのお守りとされてきました。手元に置いて、「いま、どうせって言いかけてないかな?」と自分に聞く合図にしてみてください。

まとめ——癖は、何度でも書き換えられる

ひねくれた思考は、性格ではなく「癖」です。
癖なら、気づいて、受け入れて、行動すれば、何度でも上書きできます。

今日「どうせ」と言いかけた自分に気づけたなら、それはもう最初の一歩。書き換えはいつからでも、どこからでも始められますよ。