本当の私に出会わせてくれた、彩石屋の支えと気づきVol.2
更新日:2017/01/30
バリで気づけた、人生との向き合い方
Nobue:会社を辞めたときに作ったのがこのブレスレット(※2つ目)。これをしてお友達に誘われて行ったのが鎌倉の美しい海でした。それで、何していいかわからなかったからなんとなくヨガも始めた。川沿いにあるヨガのスタジオに入ったら、タマオイワサキという素晴らしいティーチャーに出会っちゃった。
そこで、彼女が「バリに1週間のリトリートに来ない?」って。リトリートって日常から離れてゆっくりした時間を作ることを言うんです。そんなこと社畜だったらできなかったと思うけど、それまでのサポートがあって、鎌倉の海があって、ヨガと出会って、行こうって簡単に決めました。
そこ(バリ)で10年後の自分が何をしていたいか、10年後本当に付き合っていたい人を書き出してみようという時間がありました。私はそのとき、ほとんどいらないと思ったんです。
Eri:いらないってびっくりだよね。
Nobue: 今のところにも住んでいたくないって。私は広くて美しくて、わからないけど流れているところがいいと思ったんです。バリは鳥の声が冗談みたいにすごくて。鳥のさえずりのCDとかよくありますよね。あれが本当にあった。ピュールーって、極楽浄土みたいです。ええー!こんなところが世界にあるのって思ったの。
東京で今までのように課長やってる時間と、ここで自然がすごい、生命力を伝えてくる時間は、同じ時間だけど、全然違う。そこで、そんな生き方もあるんだと思いました。大事なことは、私が私でいることだけだと思う。
それで、「10年先どういう自分になっていたいか書いてみよう」と言われて、ヨガインストラクターって書きました。それが2015年の11月。
Eri:すごいね。すごく最近。
Nobue:最近なんだよ。それから腰が軽くなってるから、インストラクターのスクールにポーンって通って。あとすごいのは、結婚生活もやめたこと。
円満離婚だけど、やっぱりちょっと違うなってお互い思っていました。別々にいたほうがお互いに自分らしくいられる。びっくりするぐらい悲しかったけど、必要な痛みもあるんです。彼とは今も仲良しだし、すごい幸せになってほしい、それだけです。
こうして、会社も役職も結婚も全部手放しちゃった。それでバリから帰国してから、海のある逗子に引越した。それが2016年の2月7日。どう?面白いでしょ?小説みたい、本当。
ターニングポイントに、気づける自分になれた
Eri:本当すごい人生だよね。
Nobue:もう何にもないじゃん。全ての肩書きを取っ払って何者でもない自分に戻って、誰も知らない土地でインストラクターを始めた。それで感じたことは、やっぱり不安とかもあったけど、すごく自分らしくなれたってこと。不思議だよね。出会う人もすごく変わってきた。そうそう、夏に変わった私を見にEriさんが遊びに来てくれたんだよね。
Eri:そうなの。会いたくて行った。そしたらもう、全然違う人になってた。夏の逗子ですごく生き生きしているのを見て驚いた。でも、会ったときにどこか思い描いてたNobueちゃんなんだよね。
Nobue:そうなの?ありがとう。
Eri:前まではこの人絶対違うって思ってたけど、思ってた姿になっていたから。そこが素晴らしいね。
Nobue:ターニングポイントって、実はすごいたくさんヒントをいただいていて、気付ける自分になるまでに時間がかかっていただけだと思う。Eriさんは、その人のその時に合ったものを作ってくれる。多分ツールなんです。石を通して、生き方の提案をする。その人も気付いていないようなことをパンパンパンって与えてくれる。本当に低い確率で私たちは出会ったって考えると、信じられない。
Eri:すごい、運命だよね。きっかけになったパートさんというのは、私が1人でお店を始めた頃の本当に初期のお客様。こんな風に誰かが誰かの媒介になって、また人の縁ができていてという感じで、つながっていくんだね。
気づいたら、経験が全部生きていた
Nobue:これは最後に作ったブレスレット。必要な人に出会わせてくれるブレスレットだよね。引き寄せがすごい。
Eri:宇宙パワーみたいなね。それは、隕石が落ちたときにできた鉱物、石なんです。
Nobue:これをつくってからあるとき、世田谷のフリースクールの代表の方と出会えたんです。そのスクールは、個性的な子がいっぱい来ていて。政治家に興味がある子やR&Bに関心を持つ子がいたり、すごい特別な環境。今私はそこでボランティアもしています。
4歳〜18歳の子までが1つの古民家で学んでいるけど、カリキュラムとかはなくて、その日に何をするか子供が決める。今までは偏差値を上げるための学習塾で働いていたけど、そのフリースクールは自分が好きなことを見つけるための場所。
学習塾にいたとき、受験で自殺しちゃった子がいてすごく悲しかった。だから今フリースクールで、大丈夫だよって。やりたくないことをやり続けちゃうこともあるけど、人生のなかでそういう時代があっても大丈夫だよって言いたかったんです。
Eri:不思議だよね、社畜でやっていたことが生きてるんだよ。
Nobue:そうなの。いいこと言う。今私は、会社にも属さず、何の保証もないけど、好きなことを始めて、愛をいっぱいもらってきた。だから、愛を返したいと思ったんです。
Eri:本当に無駄になってない。すごいよね。その時代もきっと必要なんだよね。やりきったから次に行けたし。やっぱりやりきってないとそれもわからない。
Nobue:そうだと思う。本当にありがとうです。今感謝しか出てない。幸せは、外にあるものじゃないんです。自分の中にあるもので、過去にも未来にもない、今なんです。
今日この対談をさせてもらって、おしゃれなカフェで、抹茶ラテが美味しかったり、きれいな青空だったり、この今なの。今が本当に幸せだと思う。もちろん先に目標があってもいいけど、今。今をすごい大切にしている。ヨガも今と向き合うツール。自分の心と体をつなぐものなんです。
Eri:素晴らしいよね。今後の活躍がいっそう楽しみだね。
今日も彩石屋に来てくれてありがとうございます。
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- iroishiya
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