悩みも痛みも、生きていればこそ

「ブログの文章がいい意味で変わってきた」

と、何人かの常連さんが気付いてくれた変化。

それは自分が変わらなきゃ進まない

っていう出来事にぶち当たったから。

上の方、アホで気付かなくてすみません?
という気持ちで、自分に渇を入れたから。

衝撃的な出来事というのは
よっぽど変わらないといけないことがないと起こりません。

もしでっかい問題が降りかかって来たのなら、

それくらいの事がないと気付けなかった

って思ってください。

何か自分の中の大きな忘れ物に気付くと思います。

自分がただ忘れていたことなのか
そう思いたくて、自分で勝手に記憶を上書きしてて
いい様にしか覚えていなかったとか。
そういう忘れ物。

ちょっとちょっと、ここ見逃しちゃってますよ
って、思い出そうとしてくれるんです。

大きくなってくると(笑)、よく忘れ物をするようになります。

私の場合、ちょっとこれ忘れてまっせ！
って、目の前にちらちらそれをチラつかせられます。

3回くらいでハッ！これ忘れ物
って気付くんです。

こんな"モノ"でさえ、このくらいチラつかせられないと気付けないのに
都合よく上書きされた事の真実に気付けるって

余程の衝撃が起こらないと、
人間、残念ですが気付けません

正負の法則っていうのがあって、
その衝撃と同じくらいの大きさのものが
反対側にあるんです。

だから、大きな失敗の反対側には
またそのくらい大きな「自分が掴めることの何か」があるんです。

正負の法則ですからそればかりじゃなくて

自分が愚かなことをしてしまった大きさの分だけ
大きな失敗がやってくる

というのもあります。

だけど、それを嘆くんじゃなくて
そこから学びを得ると
大きな正となって返すことが出来ます。

それを正にするか負にするかは
本当に自分次第なんだなって思います。

何もないのも幸せだけど
自分に渇を入れてくれる出来事は
有り難い、でしかありません。

だって、それと同じくらいの良いことを
自分なら出来るって思ってもらえてるって事だから。

悲しいとか辛いとか、痛いとかって
生きていないと味わえないから。

いつか当たり前だって思っていたことができない日がきます。

そうなると、痛みだって愛しいんです。

今この瞬間、この年齢でそれに気付き
新しい自分になれるチャンスを貰っている
それを変えて、これからの人生を生きていこう

そう思える事が出来るのも、生きていればこそ。

私は、父が大昔大失敗をしたことがあって
死の淵から戻ってきた父に、

『生きてて良かったね
生きていれば何とかなる』

そう言葉が出てきました。
私が15歳の時です。

私はバイトしても学生なので大した稼ぎは出来ません。
だけど、本当に生きていれば何とかなるって思ったんです。

だけどその言葉って、死ぬ覚悟をしていた人には凄い有り難い言葉で
私たちの合言葉は

『生きていれば何とかなる』

でした。

本当に何とかなったし、
そのくらいの大きさの分だけ
凄い幸せが今やってきています。

だからエイズに立ち向かったり
この世の中から病気を無くす
っていう夢に向かって突き進めているんです。

現状を嘆くか、そこから立ち上がって何をするのか。
自分にはそんな事出来ない
って思ってたら、出来るわけがない。

自分で自分に負けてるよ。

ただ、負の出来事があって、負の方に傾いたままなんでしょ？

それでいいならいいけど
本当にそれでいいの？

仏の顔も三度までだよ？

もう気付かせる出来事さえも

どうせ気付かないから意味がない

って思われてそっぽ向けられちゃうよ？
そうなったら一生気付けないけどね。
言ってもらえるうちが花だよ。

私、人に言ってもらえる人って幸せなんだと思います。
それほど気にかけてくれる人がいるから。

それを受け取らないのはバカです。
バカたれです。

それに気づいて私も
もっと自分の腹の底で思っている事を
もっと言葉に出来るようになりました。

やっぱり人は人でしか成長出来ない
という事なんですよね。

だから言われる人も、言う相手も
お互いに意味がある出会いだし、有り難い存在。

疎ましく思う人も
きっと自分を成長させる人。

騙した、騙されたじゃなく
傷つけられたじゃなく

それは自分を守るための妄想。

くるっとひっくり返したら

なんて有り難い存在なんだろう

にしか見えなくなってきます。

ちょっと試しにひっくり返してみてください。
今まで気付けなかった事が分かりますよ。 

今日も彩石屋に来てくれてありがとうございます。

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