コンプレックスを武器にする～クリソコラ～

以前のコラムにも書きましたが、

私は小さいころコンプレックスの塊でした。

もともとアトピー性皮膚炎だったので肌も赤くなったりガサガサだったり、

顔にアトピーがでるとなかなか人と目を合わせられなかったりしました。

 

でも、小さなころから母が言っていた言葉が常にありました。

 

性格は顔にでる

 

という言葉です。

どれだけきれいな人も感謝できなかったり自分中心の考えばかりだと

きれいな顔もきれいにはみえないということでした。

 

私は大人になってもその言葉がとても心に残っています。

やっぱり自分中心の発言ばかりしていると人はどんどん離れていくんですよね。

そして、自分はひとのことを考えていると独りよがりな正論を持っている方も。

 

こうしてほしい想いが強すぎると人は何も与えたくなくなります。

 

あなたのためにこれだけしているんだからなんかちょうだいよ。

では人は何もあげたくなくなります。

 

当たり前にしないといけないことをこれだけ頑張っているからといわれると

途端に引いてしまいます。

 

言葉や行動には愛が必要です。

愛を持って発する言葉や言動は人の気持ちを動かします。

 

昔の私はきっといわなくてもちょうだいちょうだいを発していたのかもしれないなと思います。

 

自己が強く出すぎた結果、離れていった人もいます。

 

自分をもつことは大切だけれど、人をないがしろにした自己中心的な考えや発言は

良くない循環を生み出します。

 

コンプレックスは自分で受け入れることが必要です。

コンプレックスを長所にするということはすぐには出来ないかもしれませんが、

受け入れたことで新たな道に進める可能性もあります。

 

私はアトピー性皮膚炎がとてもとてもコンプレックスでした。

皆と同じように過ごしていても一人だけ痒くなります。

痒みは何日も収まらずその間の体のだるさ、人とあまり付き合いたくないという後ろ向きの考えも生まれてきていました。

でも、アトピーだったからこそ酵素風呂を知り、店主eriと出会い、今があります。

 

ものは考えようです。

自分のコンプレックスを何かの言い訳にしても何も始まらないのです。

これからはコンプレックスをも武器に。

あなたの役割がきっとそこに隠されています。

 

あなたがあなたの個性を受け入れれば

あなたは何者にもなれます。

コンプレックスはマイナスじゃなくてプラスです。

あなたがこれからの人生を生き抜くための武器です。