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「あなたの世界で生きる。人生の土台を一から見直す。」
更新日:2019/09/16
彩石屋のお店に立って、様々な生き方、価値観を持った方とお話していきますと、
その人がどの世界にいて、どう生きようとしているのかを感じさせていただきます。
正解はない世界で、生まれてこの世に降り立ち、生まれた場所、環境で様々なことを感じ、学び、自分がただしいと思う言葉を発し、仲良くしたいと思う人と交流し、学びたいことを学び、今までやって来られたと思います。
その生きるの中で、自分の見たいもの、触れたいもの、居たい場所の世界というのは、本来自分が望んだ世界であるはずです。
では、なぜこんなに人は悩み、苦しんだり、はたまた、楽しくてしょうがないと思えたりするのでしょうか?
人の悩みというのを辿っていくと、旧石器時代のような大昔から変わらないんだそうです。遺跡のような跡に、石に刻まれた文字を読むと、女房の文句や、お給料が安いとか、上司の文句など、意味があるようなものにも、そんな今の時代と少しも変わらない日常が刻まれているのです。
人の悩みは昔から変わらず、それを解決する方法も、実際には幾万通りもあり、どれも正解かどうかは分からないというのが現状です。
なので、悩みをぐるぐると考えすぎること自体、取るに足らないことかもしれないと、思わされるのです。
夫婦の問題も、文句を言う前に、相手の前で笑顔でいることの方が数万倍も大事なことなのかもしれないし、仕事の問題も、上司の愚痴を言う前に、自分が出来ることだけに目を向けて、必死に働いた方がよっぽど自分の力になる。
人は一番大切なことを、一番しないのかもしれません。
それは、人間の作りから考えると分かりやすくて、人の体はとても緻密に作られていて、無駄がないんだそうです。無駄がないということは、出来上がってしまっているということで、余裕がないということ。脳の作りもどんな生物よりも高度なことをこなすことが出来ます。そのため、一度出来上がると変化することは困難で、一度壊れると修復が難しいのだそうです。
だから人は、自分の中で、無駄だと思うことが出来にくいのだと思います。
その上感情も発達していますから、その感情の力たるや、思うように進む力にも出来るし、思うように進めない力にもなる、ものすごい力を持っています。
だから、感情を整理することはとても大切で、それが歪んでしまうと、すべての進む道を変えてしまうのです。
かといって、それを恐怖にすることはなくて、とにかく、ひとつひとつを解決していくこと。
これが前に進むコツです。
直感が澄みきっている人が考える道は、結局正しい道に進むように出来ています。
直感が濁ると、思うように生きるだけでは、とても乱暴で人を傷つけてしまいます。思うように進めず、時間もかかります。
私がどん底の時に考えたことを、当時の私の心の中を言葉にしてみますね。
ドロドロした自分が考えたことはロクでもないのだろう。だから、どうやったっておかしな人を引き寄せてしまうし、自分の考え方をそのまま生きるには、人として足りないことが多すぎる。
足りないなら、上手く生きている人に教わるしかない。上手くいっている人を探して、その人を観察してみよう。きっとなにかヒントがあるはずだ
この考えを持てるようになって、自分だけの世界から一歩抜け出すことが出来ました。まずそこから抜け出そうとしないといけないと考えたんです。
これはすごく当たっていて、とにかく今の私よりも運が強くて、自分を確立して生きている人を本当にそばで観察していました。
そうすると、自分が全く足りていなかったことが、本当にいーーーーーっぱい出てきて、知らないって怖い、と心の底から思わされたのです。
上手くいかないということは、“知らない”ということなんです。知らないから上手くいかない。そんな自分が直感だけで生きるのはとても乱暴です。そこに気付いて、初めて自分改造というものをしていこうと決意しました。
もう、戻りたくはないし、あまりに無智な昔の自分が、本当に周りが見えていなかったのだと思ったのです。
それから、歯を食いしばりながら何年も自分改造をしていくのですが、あれがあったから今があるとしか思えなくて、あの時の自分の判断に、今は感謝しかありません。
当時17歳でしたが、そこに気づくには十分な年齢で、本当に、あのままの自分が生きていたら、私の生きてきた道の跡には、とんでもない嵐が通ったようになっていたことでしょう。
当時の私と接したひとたちに、謝りたい人がたくさんいます。でも、きっと人はそうやって成長していくのでしょうね。
私はその、学びの過程で、たくさんの人に良くしていただき、私が成長するまで辛抱強く放っておいてくれたと思います。私が経験しないと学べない人間なのを知っての事なのでしょう。先を生きている人は本当にすごいと思います。
自分の世界のベースというものは、たくさんの無駄なもの、余計なものを落とし、スムーズに人生を生きるためのコツとか学びとかの上に成り立っています。
それを整備せずして進んでいくと、いつか何かの拍子に傾き始めます。
今、もう既に時代が本当に大きく変化していますが、そうした土台作りをせずして、自分の世界を作ろうとしてはいけません。これは、ダメと、はっきり言います。それは、私自身がよく分かっているからです。
彩石屋の場所は、そうした生きる土台を、お話しながらお伝えしていく場所だと思っています。
私が生きながら学んできたことには、そういう意味があるのだと思います。
そう。そういう意味があるのだと思うことが、世界を大きく分けるキーワードです。
思うからそうなるのです。私はただ、17歳の時にそう思っただけで、それを思わなければ、この道を選んでいなかったと思います。
この経験がいつか誰かのお役に立てるはず。
私はそれを17歳で決めて、今まで生きてきました。その思いは純粋で、それを絶対に意味のある人生にしたいと、決めたのです。
少々の事では崩れない土台を作り、それをたくさんの方が聞きたいと思えるよう、人間性を鍛える。
決めた後に出てきたのは、それを私の口から聞きたいと思える人間にならなきゃダメなんだ、という言葉でした。
それはとても長くなるお話なので、いつかまたお話します。
更新が滞っておりますお客様storyは、申し訳ありませんが、私の時間が空かないので、しばらく更新が空きます。
私の時間が空かないというよりも、第二幕が終わったような感じかもしれません。
また新たなstoryが降りてきましたら、再開させていただきます。
人生を本気で変えたいなら、迷惑だろうがなんだろうが、食らいついて彩石屋に来てください。
それがあなたの生きる力です。
食らいついて来られた方は、皆さん自分の幸せを見つけています。
彩石屋で、新たな世界を見せてくださる方とお会い出来ますのを、心より楽しみにしております。
それでは。今日も素敵な夢を見てお休みくださいね。
- Eri
彩石屋店主です。アパレルのアドバイザー、メーカー企画、営業を経て「彩石屋」を立ち上げる。パワーストーンを通してのカウンセリングは延べ5000人を越える。特技は選んだ石で心を読むこと。 悩みを根本から変えることを目指しています。顧客は小学生から70代と幅広く様々なお悩みにお答えしています。 趣味は一人旅、読書、釣り。 好きな天然石はカヤナイト、水晶
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