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【新米妊婦Eriが赤ちゃんから教わった不思議なお話】~あなたはどこからやってきたの?(16)~

更新日:2021/03/01

 

 

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〜サブが私たちの元に来た意味。

『命のバトン』〜

 

 

この世に生まれてくる理由があるように、

家族になる意味

子供として生まれて来る意味があります。

 

 

ワンコにも、その家族の元にやって来る意味があるのだと

サブから教わりました。

 

生きている時は当然そう感じていますが、

亡くなった後、

闘病をしている時に、

その意味をより濃く感じました。

 

 

サブは、夫のために生きて

夫のために亡くなったのだと思います。

 

 

寿命がこのタイミングだったことにも

必要なタイミングだったのだと感じました。

 

 

夫は、病気になったサブと、向き合うことが出来ませんでした。

夫の口からそれを聞いた時、

この人の弱さや、本当の気持ちに気づけた気がします。

 

 

サブはそれを分かっていたんです。

 

 

サブが亡くなるまでの時間、

片時も離れずにそばに居ました。

 

亡くなる怖さと向き合うというのは、

誰にもどうにもならないものがあります。

 

その人にしか分からない、傷や悲しみがあるからです。

 

 

それは、過去に負ったものと繋がっていることが多いです。

 

夫は、死が怖かったのです。

死が怖いということは、生も怖いのです。

 

 

赤ちゃんのことも、極力、

願うことも、関心を向けないところがありました。

 

サブの死と向き合っている時の姿をみて、それを確信しました。

 

 

サブの死を見つめ、

二人で見守り、

見送りました。

 

 

サブは、死を受け入れました。

 

とても勇気がいることです。

 

 

動物は、生きることと同じように、

死を自然なものとして受け入れています。

 

私たちよりも先に、死を受け入れ、

それが自然なものだということを教えてくれました。

 

 

 

私は、サブが亡くなる前、

サブが痛くないように、怖くないように

たくさん声を掛けながら、

どうしても伝えたかったあるお話をしました。

 

 

サブが私たちの元にやってきた意味が

もしかしたら、そういう意味があったんだと感じたからです。

 

 

耳が聴こえなくなっているサブの耳元で、

 

 

「うちの子として生まれておいで」

 

 

と、話しました。

 

 

サブが今、命が終わるのも、

その意味もあるのかもしれないと思ったからです。

 

 

忙しい夫と、一緒にいたかったはずです。

 

 

そう思うと、死も、新たな生まれ変わりだと思えるからです。

 

 

サブが亡くなった後、

こんなに悲しむなら、飼わなきゃ良かったと

そう言わないと抑えられない悲しみに打ちひしがれている夫に、

 

 

サブに、うちの子として生まれて来るようにと

話したことを伝えました。

 

 

私の妊活の意味。

 

このタイミングだったこと。

急がされた理由。

 

サブが亡くなった意味。

 

すべてが、繋がっていると思いました。

 

 

夫の悲しみも、少しは癒えたかもしれません。

 

 

そして、新しい命を迎えるための

必要なプロセスだったとも思いました。

 

 

いま、命を粗末にする親が多く報道されています。

死を悲しむことは、命を大切にすることと対になっていると思います。

死について学ぶことは、命を大切にする上で

必要な事なんですね。

 

 

夫も、サブの死を通じて、

新たな命を迎える親として、

成長させてもらえたと思います。

 

 

サブは、すべてを分かって

今、それを見せてくれたのです。

 

 

サブが、お腹にいる赤ちゃんかどうかは分かりませんが、

赤ちゃんが無事にやってこれるように、

サブが赤ちゃんを連れて来てくれたと思います。

 

 

そのくらいの、奇跡の1%の赤ちゃんですから。

 

 

つづく

 

 

 

 

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Eri

彩石屋店主です。アパレルのアドバイザー、メーカー企画、営業を経て「彩石屋」を立ち上げる。パワーストーンを通してのカウンセリングは延べ5000人を越える。特技は選んだ石で心を読むこと。 悩みを根本から変えることを目指しています。顧客は小学生から70代と幅広く様々なお悩みにお答えしています。 趣味は一人旅、読書、釣り。 好きな天然石はカヤナイト、水晶

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