お客様story vol.6 ①『ずーっと続けているからこそ、見えるようになった不思議な色のこと』
更新日:2019/07/05
毎週金曜日のお楽しみ。お客様storyも6回目となりました。
映画や小説のようなフィクションも素敵ですけど、実際に人とお話をするという感動に比べると心の揺さぶりはやっぱり小さく感じます。(ちなみに映画は毎日観るほど大好きです)
今日のお客様は、私が行ったツアーに全て参加してくださって、Eriの実家にも泊まった事がある、非常に濃いお付き合いのお客様です。
そんなお客様の人生にも、ちょいちょいEri節がグサッと、刺さっていたようです。
お客様story vol.6
『ずーっと続けているからこそ、見えるようになった不思議な色のこと』
Eri
急にお呼びしてすみませんでした〜!
(お誘いしたのはなんと前日!)
高岡さん
いえいえ、私なんかのお話で大丈夫なのかな?って感じなんですけど〜
Eri
宜しくお願いします♪
高岡ちゃんも、すごい変化があったもんね~。あれ、何年くらい前なんだろう、彩石屋に来たのって。
高岡さん
来たのは、え~っと8年くらい前かな?
Eri
8年くらい前!何きっかけでした?
高岡さん
府中の、ケヤキ。
Eri
ケヤキ?ほほ~
高岡さん
ケヤキを見に来てて
Eri
へ~~、、高岡ちゃんっぽいね!フフフ
高岡さん
インドのことわざがあって、『悩みのある者は木の下に行け』って、直訳するとそういうのがあるらしくて
Eri
へーーー!
高岡さん
木の中でケヤキが一番好きで。
Eri
ケヤキのどういうところが好きなんです?
高岡さん
幹がどーんとしているのに、葉先が繊細な感じ?
Eri
あ、なるほど。確かに。だいたい大きい木って圧迫感ありますもんね。高岡ちゃんの植物への見方が面白いよね。植物、いつも撮ってるから。
高岡さん
田舎育ちだからかな。フフフ
Eri
でも、お花屋さんの仕事はやろうとは思わなかったの?
高岡さん
一時期ありました。
Eri
それは何でやらなかったの?
高岡さん
う~ん。活けたりするのは好きなんだけど、自然の中にあるものが好きだからかな。たぶん、そういう目指し方もあったんだと思うんですけど、私いつも目指し方が分からないんですよ。(笑)
Eri
えー (笑)
でも、自分の中で何となくストップがかかるものがあるじゃない。例えば、お花屋さんになろうと思っても切ったりするに抵抗があるとか。
高岡さん
確かに。切れない。
Eri
ねぇ。そうなるとそっちを自然に目指さなくなりますよね。
高岡さん
そっかー。
お花屋さんとかでギューギューになっているのを見ていると、ちょっとそれが苦しかったりして。別の解決の仕方もあったんでしょうけどね。(笑)
Eri
フフフ。 でもやっぱり、自然に生えているのを愛でているのが好きなのかな?
高岡ちゃんって、昔から不思議ちゃんのイメージ。
高岡さん
そうかなぁ~。
Eri
独特の感性があるからね。たぶん、生き方としては広くなくて、狭いんだと思う。狭い人って、集中型のタイプだから、いろいろ出来るっていうよりも、狭いからこそぐわっと入り込む強さがあるっていう感じだよね。
高岡さん
広さを目指していた時代もあったんですけどね。憧れちゃって。
Eri
えー、ほんとに?
高岡さん
そういう憧れがあって、自分はそっちだみたいなところを目指していた時もありました。
Eri
わかるー!ふふふ
高岡さん
なかなか認められなかった。迷走していた時期がありました。
Eri
でも、そういう時はありますよね。
パワーストーンを知ったきっかけは、家族が持っていたからなんですね~。結構皆さんそういう風に触れてきて来られたっていう方、多いですね。
高岡さん
パワーストーンっていう意識はなくて、でも好きで。
Eri
高岡ちゃんって、昔、自分はどんな人間だって思っていました?
高岡さん
昔の自分は、思い込みとか、こうありたいっていうのばっかり出ちゃって、本当に追求していなかったというか、自分はこうだって思いこんでいたから。
目指しているっていうか、、そういう振りっていうか。
たぶん元々気が強くて、周りに合わせたりとかがあんまり得意じゃないタイプで。元々の性質は。だと思うんです。というか、絶対そうだと思うんです。
そうやって周りとあんまりうまく合わなかったりして、合わせようとしてたら段々自分がズレていったっていうか、そんな感じ。
Eri
その気の強さっていうのは、どういう気の強さ?自分の我を通すとか?
高岡さん
やりたいことをやりたいし、周りとやりたいことが違ってもやりたいしみたいな。(笑)周りを巻き込んじゃったりとか、あんまり人の気持ちを考えてなかったとか。
Eri
へー。今の高岡ちゃんを見ると、意外な感じしますよね。知ってるとね。
高岡さん
それは、友達から指摘された時があって、直したいなって思って、人の気持ちも分かるようになりたくて、っていうのもあって接客の仕事に行ったんだと思います。
Eri
なるほど、それは私と同じじゃないですか!(笑)
高岡さん
まさにそんな感じです。
Eri
全然分かんないですよね。人の気持ちっていうのは。
高岡さん
接客に入ったのは最初から目的とか目標があったわけではなくて、なんかすごく、最初からやるんだったら接客、っていうのがあったんです。ただ変なもので、それを本当の仕事としてやるっていうのとはまた別で、仕事として選ぶのにすごく時間がかかった感じがします。
Eri
高校出て、学校へ行ったんですか?
高岡さん
大学へ。芸術系の大学で。絵を描いたりする時間を、文句言われずに描ける時間が欲しくて。すごく絵が好きだったから。それで、具体的な目標を立てずに、ただ描きたいからっていうだけで行っちゃって。仕事としてはそっち側を目指すつもりだったんです。
Eri
うちでは(酵素風呂スタッフの)マナちゃんが絵を描くからね。絵本を出してるし。絵って、絵本系?
高岡さん
何でも良いんですけど、大学で書いていたのは人体とか、人をずっと描いていて。風景とかよりは人を描いていましたね。描きたいというものとは違うんだけど、不思議なものでずーっと見て描いていると、普段見えない色とかが見えてきたりして、それは面白い体験でした。絵画で人の絵とかを見てて、人の肌の上に色んな色が乗っていたりしているのを見てて、「これ、こんな色ないでしょ、肌色だし」って思ってたのが、ずーっと見ているとほんとに見えるんだな~って。
Eri
彩石屋でお願いしている社労士さんがいて、その社労士さんがずーっと数字を見ていると数字がしゃべり出してくるって言ってたんです。
高岡さん
あ!数字が?
Eri
うん。数字が意思をもってしゃべってくるんですって。その話を聞いたときに、この人そんな話をするんだーって思いましたもん。
高岡さん
でも、その感覚分かる気がします。数字がしゃべるのは見たことがないけど、そうなんだろうな~って思う。
Eri
私も、パワーストーンがしゃべってるって感じるから、そういう事なんだと思う。
高岡さん
同じことなんですね~。
Eri
面白いね。
高岡さん
面白~い
Eri
ずっとパワーストーンを見ていると、今日はこの子が元気だなとかあるもの。
高岡さん
分かる。すべてにあるかもしれない。料理をしていた時は、フライパンとかがタイミングを教えてくれる感じ。(笑)それも一緒かも。えー、面白い。数字かぁ~
Eri
数字新しいでしょ?
高岡さん
新しい~
Eri
先月聞いたばっかり。ずーっと見ているからこそ見えるんだろうね。芸能人の人も色が見える人がいるもんね。
高岡さん
すごくあると思う。ずーっとずーっとやっていると、分かることってあると思う。そういう時間を与えてもらえたことは、たぶんそれくらいやっていないと分からない事だったから。一個分かると、そうやって他のこともなるほどなるほどーって思えるけど、知らなかったら、いやそんなことないでしょって思っていただろうし。仕事としてやっているとか、実際の結果には繋がってないけど、そういう財産がすごくもらえた時間だった。
明日に続きます
🍃
- Eri
彩石屋店主です。アパレルのアドバイザー、メーカー企画、営業を経て「彩石屋」を立ち上げる。パワーストーンを通してのカウンセリングは延べ5000人を越える。特技は選んだ石で心を読むこと。 悩みを根本から変えることを目指しています。顧客は小学生から70代と幅広く様々なお悩みにお答えしています。 趣味は一人旅、読書、釣り。 好きな天然石はカヤナイト、水晶
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