【木曜日の対談コラム】雑談編*Eri✖Tomo~ある日の彩石屋会議#3~絶望から立ち上がるために必要なプロセス(上)〜
更新日:2020/10/29
一週間に一回行われるロングな会議という名の雑談。
日頃から私たちは1日何時間も話をしながら、近頃の世の中の話題から、
それぞれがキャッチした情報などをあれこれ話しながら交換しています。
その話があまりにも楽しくて、興味深くて、
「これ、記録したいな」
それが始まりで、ちょこちょこ記録していた会議の内容を
【木曜日の対談コラム】として公開することにしました。
ただの読み物としても、少し為になると思っていただいたり、
私たちの素の部分も感じていただきながら、
どなたかの人生が明るく前向きになれればと思っています。
それでは、お時間があります時に訪れてみてください。
今日は、自殺未遂を図って失踪してしまった父の話が出てきます。
このお話の凝縮版は、【店主物語】でご覧ください。
そちらを先に読んでからお読みいただくと、より詳しくご覧いただけると思います。
ある日の彩石屋会議〜雑談編〜
1⃣ YouTubeで観た、マツコさんの言葉に共感した話
2⃣ Eri父の自殺未遂から、コロナ渦での自殺の話まで。生きる意味を考える
3⃣ どん底からの這い上がり方
(こんな明るい色の服が似合う父も、ボロボロの時もありました。三人で撮った貴重な写真です。
ちなみに、この写真の時の私は、新しいどん底を味わったばかりの時でした。
3人で「人生は面白いな」って話しているところです)
Eri
これから、何が軸になっていくと思う?
Tomo
軸?
Eri
昨日YouTubeで、マツコと有田の昔の番組で、
ニート対社長の議論みたいなのを観たんだけど、
ニートの男の子が、毎日好きなことをやって、毎日サーフィンしたり
好きなことをやってる一日が人生にとって大事なことだって言ってたんよね。
Tomo
うん
Eri
で、それを、社長は、自分は仕事以外面白いと思うことがないっていってて、
社長側からすると、仕事をしたくない人の楽しさが分からないのよね。
それでもニートの人は納得しないよな。でもこっちの方が楽しいしって。
Tomo
ほー
Eri
で、それにマツコさんが話したのが凄くて、私たちは仕事を生き甲斐にしていて、
逆に、本当の人生の楽しさは、楽しむことじゃなくて、どれだけ人に影響を与えてるかとか
社会貢献出来てるかってことが、人生の楽しみだと思ってて、そのために私は働いてるって言ってて。
そしたらニートの子が、マツコさんは人に影響を与えられてるっていうんですか?
って聞いたのよ。そしたらマツコさんが、私は人に影響を与えたいと思っているから頑張ってるって言ったんよね。
Tomo
へ~
Eri
まだまだ出来てないから、それを頑張ってるところなんだけどって。
でも人生の楽しみって、自分だけが楽しいっていうんじゃなくて、誰かに影響を与えられてるとか
そういうのを得られて初めて人生って楽しいって思うんじゃないの?って。
そしたらニートの子たちは黙ってたよね。
それでも遊んだらいいじゃないっていう子は居なかったね。
私もそう思うし、自分だけが楽しいとか、自分の家族だけを守るとか、なんかそういうのじゃなくて
社会と繋がるとか何かと繋がるっていう、それだけじゃないけど、そういう感覚って
生きる意味に繋がる気がするよね。
それがどこか分断されると、死にたくなってしまうんじゃないかなって思うんよね。
Tomo
う~ん
Eri
生きる意味。家族とかいても、ダメなんだもんね。最近の自殺のニュースとかを聞くと。
うちのお父さんもさ、自殺しようと思って失踪した時も、やっぱり家族のことを思い出して帰って来たっていうもんね。
Tomo
うん、、、
Eri
どしてやめたん?って聞いたもんね。
そしたら、お前ら残してって考えたときに、それはダメだなって思ったって言ったんよね。
だから、そういう風に思ってもらえて良かったっていうのもあるし、だけどそれでも亡くなった人もいる。
家族が残されて、そういう役割になってなかったとかそういうのじゃなくて、
なんか、頑張れる原因とか理由とか、そういうのって、結構いっぱい必要なんだろうね。
Tomo
う~ん、、、
Eri
一個じゃだめだとか。
例えば綺麗になりたいとかも、綺麗になりたいって、それを人に見てもらいたいとか、
そうやって見てもらうことが生き甲斐だったりするでしょ。
Tomo
うん
Eri
いろんな感覚の人がいるけど、だから、家族のためにと思って生きている人は、どこかそこが崩れると危ういっていうのもあると思う。
だから、自分の力を使って、どう世界と繋がるか、みたいなことじゃないかな。
これからの生き方って。
Tomo
自分の力...
Eri
そう。なんか、小さい単位じゃない気がする。何となく。
それと広く繋がること。
そういう仕事をしてるしてないとかじゃなくて。
どこか自殺をする人も、どこか世界が小さくなって、色々考えられなくなって、
私にはこんな友達が居るしっていうのも、考えられなくなってしまうんじゃないかと思うんよね。
助けを呼べなくなったとか。
ここに行けば分散できるんだけど、その選択肢が見えなくなる。
世界が小さくなると、悩みって抜け出せなくなるよね。
Tomo
うん、、、
希望がない感じよね
Eri
うん。そうな~
Tomo
希望がないとね。まぁでも、それは家族への希望っていうんじゃなくて、自分の希望なんだろうね。
Eri
うん
Tomo
例えば、この子が大きくなるまで見とどけたいっていうのもなくなるわけでしょ?
Eri
そうなぁ
Tomo
そこに希望が見出せないってなると、自分の希望がないから周りが見えないんだと思う。
今まで頑張ってきて、このすごくピークの時に亡くなるってさ、、
Eri
ほんとよね、、、
友達もいっぱいいた、はずなのにね。
Tomo
うん
Eri
そういう風になってしまうってね、、、。多分そういうワードが入って来たからだと思うんよね。
勝手に、そういう想像って自然にしなくて、周りでそういう人を見て自分も、って繋がっちゃった気もするよね。
Tomo
うん、、
Eri
実はうちのお父さんも、結構自殺した友達がいっぱいいるんよ。周りで何人か。
絶望したらそれっていう、なんか、繋がるんじゃないかと思って。
Tomo
あぁ、、、。繋がるともう駄目よね。
そこと違うって思ったから生きれるっていうのもあるよね。
そこが楽になれる世界に見えたりとか、、、変なとこと繋がったらダメってことよな。
Eri
そうな~
Tomo
変なところと繋がったら、変な考えになるから、
Eri
繋がるってほんとにあるよね
Tomo
うん
。
。
。
仕事の資料作りをしながら、、
。
。
。
Eri
私もさ、お父さんが死んでしまっていたら、こんな人生ないじゃん。
(自殺未遂→失踪を経験した父が、その後偶然に見つけた酵素風呂を始めて、私はそれを継ぎ、府中で開いています)
Tomo
酵素風呂、ないよね。
Eri
酵素風呂がそもそもないよね。ほんまよな。
Tomo
自殺って、そこで分断してしまうよな。色んなこの先の人生が繋げていけなくなる。
Eri
そうよな、、、
でも、死なない代わりの現実は凄いけどね。
Tomo
死なない代わりの現実、、、
Eri
そう。死なない代わりに向き合わないといけないってことだから。
Tomo
そうね。それがキツイと生きていけないって思うよね。
Eri
そう。だから、うちのお父さんは、私が居て良かったと思うんよね。
私がずっと話し相手になっとったしさ。
Tomo
うん
Eri
だから人は、“話し相手が必要”って思ってるんよね。
でもそれが彩石屋の始まりだったりするから、結局は。
奇しくも今自殺者の方が多いっていう時に、彩石屋の原点を思い出すみたいな。
Tomo
そうね~
Eri
究極の原点を思い出したりして。
ほんとに、そういえばそうだったな~って思うよ。
「人の相談に乗れる人になりたい」って思っててね。
Tomo
うん
Eri
15歳やそこらじゃわからんじゃん。分からんけども、そういう風に人はなってしまうんだって所だよね。
そういうのって、結構記憶に残るしね。ほんとに。
それを傷にするのもしないのもさ、自分次第じゃない。
Tomo
うん
Eri
今がどん底なんだったら、もう上がるしかないよなって、ほんとに思ったしね。
あ、上がるしかないんだな、これ以上下がることはないんだなっていう。
Tomo
うん
Eri
で、出来ることをやる、みたいな。
なんかそう思うと、あの経験がすべて生きるなって思うし。
酵素風呂も私の人生も、考え方とか生き方とかもそうだしさ。
なんかさ、どっちにも選択ってできるわけじゃない。
Tomo
うん
Eri
どっちにも転べるんだけど、でもそっちにはいかないってするだけっていう。
それだけの違いよね。
Tomo
うん
Eri
たぶんそう思うと、世界中がその転機の中にいるわけじゃない。同時に。
色々考え方も変えなきゃいけないし、どん底に一回落とされてどうしようっていう。
Tomo
そうね
Eri
私はそれを何度か経験してきてるからさ。どうしよう、、、みたいな。
だから、這い上がり方とかってあるって思えるけど、ある程度大人になると計画ってものがあるじゃない。
Tomo
うん
Eri
15歳の時と違って、この仕事をこんな風にやってっていうのがあったから、それが一回無くなるって本当にビビってしまうよね。
結婚生活もそうじゃない。
この人とずっと一緒に居ると思ってたのに、いつの間にこんな風になってしまったんだろうっていうのがあるじゃない。
Tomo
うんうん。
好きで結婚して、この人と一生って思って絶対最初に思って結婚するもんね。
Eri
それが断たれるってね、、、、そりゃ痩せるわ、、、そうなるよな、、、
でも、助けの呼び方って分からんよね。
Tomo
わからんなぁ、、、
プライドが高い人はきっと助けてって言えんだろうから。
良い人っぽい人が亡くなってるじゃない。
Eri
うん、、、
迷惑かけたくないとかね。言えないことが一番迷惑をかけてたりするんだけどね、、、
そこまでいけないんだね、難しいね、、、
すごく一番いいのは、自分と全然違う生き方をしてる人の話を聞くことだと思うんよね。
Tomo
うん
Eri
同調してくれる人じゃなくて、ちゃんとこうじゃないって、全然自分の思考とは違う生き方が出来る人ね。
Tomo
あぁ
Eri
そういう人と話をするべきだと思うんよね。
自分じゃ想像つかない考え方を持っているから。
Tomo
うんー
Eri
それを聞くだけで凄い変わるもん。人生に対する考え方とかが。
でもそれは、自分が求めるから出会えるんよね。
Tomo
うんうん
Eri
求めてないと、それ違うって排除しちゃうんよ。
Tomo
確かに
Eri
なんか違う気がするって、自分の枠が決まっちゃってるから。
Tomo
うんうん
Eri
入ってこんよね。なんか、狭まったまま生きてるって、凄く勿体ないなって思う。
でもさ、それには“疑問”を持たないといけないと思うんよね。
Tomo
うん
Eri
なんかおかしいな?とか、あれ?これなんかちょっとダメだなとか疑問を持たないと入ってこない。
Tomo
うん
Eri
と、思う。
いや、楽しいなこの話。
これをどう文章にしようかなって考えると面白いよね。(というか、まんまのせてます!)
Tomo
(笑)そうね
Eri
いま丁度ドンピシャな話題じゃん、自殺する人が多かったり、コロナ渦で絶望してる時だから
Tomo
そうね~
Eri
なんかこの話がすごくハマるんよね。先が見えないみたいなのが。
で、そうなると自殺に結びついちゃうんよね。
うちのお父さんも、この借金を床屋でどう返すのか?!って、考えててさ。到底返せないからさ。
Tomo
そうなったらやっぱり絶望になるよなぁ。
先が見えない、希望がないもん。
Eri
そう。
Tomo
希望はどこに作るかよね。
師匠は(Eri父)家族に希望を持ったっていうのがあるけど、
家族に希望を持てないっていう人もいるわけじゃない。
Eri
うん。そうね、、
Tomo
その救いを彩石屋でする。
Eri
カッコいい~
Tomo
(笑)そんな感じなんかなって。
つづく
今回のお話は大作になったため、二部に分けてお届けします。
この続きは、来週の木曜日の対談コラムで☆
楽しみにお待ちくださいませ。
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#1
#2
- Eri
彩石屋店主です。アパレルのアドバイザー、メーカー企画、営業を経て「彩石屋」を立ち上げる。パワーストーンを通してのカウンセリングは延べ5000人を越える。特技は選んだ石で心を読むこと。 悩みを根本から変えることを目指しています。顧客は小学生から70代と幅広く様々なお悩みにお答えしています。 趣味は一人旅、読書、釣り。 好きな天然石はカヤナイト、水晶
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