『人生、彩irodoriなるままに』Eri× Tomo対談◉番外編◉「 Eriの戦略に撃沈Tomoの葛藤」
更新日:2018/10/12
木曜日の対談コラムー番外編
『人生、彩irodori なるままに』
日常の中に人生がある。
何気ない出会いや、日常の学びで人は変われる。
誰の日常にもその瞬間があり
大切なことが隠されている。
見逃さないよう、大切に生きていこう。
日々のたくさんの彩 -イロドリ- に気づくよう
心を整えて。
大切に人生を生きよう。
⭐
~Eri × Tomo 対談~
ーTomo番外編一
第2話
彩石屋で働き始めた私。
同じく働き始めのEmiちゃん(以前のスタッフ)と初めましての挨拶をして2人きりの勤務が確か次の日かつぎの次の日くらいで。
ちょっと勉強会行ってくるから2人で後よろしく~と軽い感じで入って2回目にしてお店を任される新人1名とド新人1名。
Eriの勇気に拍手。
しかしながら私とあまり変わらずに入ったのにもかかわらず新人Emiちゃんは接客をそつなくこなしていてびっくり。
ド新人の私といえば。
天然石のことはなんにもわからない状態でポツーン。
お手伝いというのは接客なしのゴム通しとか簡単な作業をするだけだったので知識は全くなし。
なんだかよくわからない状態でお店に立っているわけです。
2回目にしてお店には知識のない私と少し前から働き始めたEmiちゃん。
どこに何があるのかよくわからない2人だけの勤務。
でも、人間追い込まれると火事場の馬鹿力です。
持っているなけなしの知識をフル回転させて接客。
自分の大したことない人生経験をフル活用です。
Emiちゃんと連携して頑張ろうとします。
でも、やっぱりそんな感じの接客ではいつかボロはでます。
そして思ったこともうまく伝わらない。
このままじゃいけないとなるのです。
その当時はまだそこまでお客様がたくさん来店するというわけではありませんでしたが、1つ質問されるたびにとにかくあたふた。
ただし、ビギナーズラックみたいなあとはナチュラルハイみたいな妙な運とテンションで一日を乗り切ります。
彩石屋は天然石もたくさん種類がありますし、とにかく一つ一つがクォリティーが高く、店主Eriのこだわりの詰まった宝箱みたいなお店です。
このお店にいるだけでとても気持ちが安らぐのです。
私はお手伝いをしていたときから彩石屋がとても好きになっていました。
この空間にいるにはこの空間に見合う私じゃなければいけない。
彩石屋に入ってからとにかく勉強し始めました。
石にまつわることは何でも。
でも入って少しして周りが見渡せだしたときくらいから私は若干くじけはじめていました。
何しろ、カリスマのEri &知識豊富なEmiの2人に挟まれて働くのですから。
その時は2人を前にどうやったらあんな接客ができるのか…と2人と自分を比べてばかり。
自信がない表れですよね。
比べる対象ではないのに。
自然と接客で話す声もどんどん小さく…
それをさらりとEriに指摘されます。
「Tomo声がちぃせぇなぁ~」(岡山弁です)
この一言の衝撃!
この一言の破壊力!
凄まじいものがありました。
傷口に塩を塗る感じ。
いっ、痛い…
痛いよEriちゃん…
自分で気づいてはいたけど、自分の傷口を見て見ぬ振りをしていた私。
そういう時って卑屈になるからまわりをみていいなぁしか思わないのです。
そして、自信がないからカリスマEriには会話を聞かれたくないのです。
図星。
全てお見通しですね。
接客してるのにヒソヒソ声って!(笑)
致命的ですよね。
EriとEmiに挟まれて自分の小さいささを痛いほど実感してさらに落ち込む。
そんな状態が実はずっと続いていたのです。
✳
その時の私は自分を軸に持っているようで周りにどう思われるか気になるタイプど真ん中の人でした。
自由に生きているようで全然自由じゃない。
と今だからわかります。
今のほうが心は断然自由だなと思います。
自信がないことがはっきりわかり落ち込む私。
かと言って助けてくれる人はいません。
お手伝いじゃなく仕事としてやる。
その差の大きさに何日か目にしてドーンと目の前にぬりかべが立った感じ。
壁の向こう側が全くみえません。
でも、お客様からしたらそんなの関係ない!
なんですよね。
彩石屋に立っている=天然石のことは何でも知っている
ということですから。
向こう岸のEriとEmiのところへ早く行きたい私。
でも、簡単にはいくことなんてできません。
人の何倍も何百倍も頑張らなければならないのです。
EriとEmiは眩しいくらいの存在でしたが、それもやはり彼女達なりの努力があったから。
彼女達なりの努力の賜物がカリスマをつくり、知識豊富さを作っていることを今ならしっかりわかります。
何事もすぐにはできません。
全て積み重ね。
試行錯誤や努力の結果です。
人を羨むほど、その人以上にはなれないことを自分で決めているのです。
自分で自分にブロックをかけていました。
つづく…
さて明日は最終回、心の葛藤をどう乗り越えたかお話します。
また明日お会いしましょう。
彩石屋Tomo
- tomo
私にとって彩石屋は癒しの空間です。 その癒しの波動が伝わればいいなと思いながらいつも皆様とお話しています。 心と体のバランスを崩したとき、自分や人生に迷いや不安が出てきたとき「大丈夫」と温もりある声をかけられる人でありたいと思っています。そこからあなた自身の『気づき』を感じることができるまで心をかけて関わっていきたいと思っています。 ~数秘術・カラーセンセーション~ ・好きなストーン:ガーデンクォーツ 翡翠 スモーキークォーツ ミックスルチル ・DNAストーン:ガーデンクォーツ ・趣味:旅、健康なもの探し
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